国立大学病院の循環器診療部門としては最大規模の診療実績があり、心臓移植実施施設として重症心不全治療の東日本における要として活躍しています
- 新着情報
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- 当院で心臓移植後、ご加療中の方及びご家族の方へ
- 2020-10-1
- 劇症型心筋炎で入院された患者様へ
- 2020-9-14
- 全身性強皮症でご加療中の方々へ
- 2019-12-20
国立大学病院の循環器診療部門としては最大規模の診療実績があり、心臓移植実施施設として重症心不全治療の東日本における要として活躍しています
我が国において、高齢化社会の到来とともに循環器疾患の構造も急速に変化しつつある。特に従来の内科治療に抵抗性の重症心不全が爆発的に増加しており、一般市中病院では数、質ともに対応しきれない現実がある。
当院ではこのような重症心不全に対する包括的な治療戦略の構築を日々研究しており、特に補助人工心臓や心臓移植術を治療のオプションに加えつつ、長期的な視点に立って適切な時期に、適切な治療を、適切な患者に行うべく日々活動している。市中病院で対応できない重症心不全症例を全国から多数受け入れており、薬物治療を中心とした最大限の内科治療、補助人工心臓治療前後の評価・管理、心臓移植術後の拒絶反応のサーベイ、免疫抑制剤を用いた急性期慢性期治療などそれぞれの心不全のステージに合わせた加療を行っている。