循環器内科概要

循環器内科概要

血液の循環に関係する臓器(心臓、大動脈)の病気(循環器疾患)をお持ちの患者様に対して診察・治療を行う内科です

血液の循環に関係する臓器(心臓、大動脈)の病気(循環器疾患)をお持ちの患者様に対して診察・治療を行う内科です

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循環器内科について

循環器内科では狭心症、心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈などの心臓の病気、大動脈および末梢血管の病気、および高血圧の診療を行っています。また最新の基礎研究の結果を診断、治療に応用すべく準備を進めています。

循環器内科教授ご挨拶

 

 

2023年11月に東京大学循環器内科教授に着任しました武田憲彦です。

東京大学医学部附属病院循環器内科は1998年の診療科再編により旧第一内科、第二内科、第三内科、物療内科が集まる形で発足し、2001年には東大病院分院の閉院と共に旧第四内科が加わりました。当教室はこれまで、矢﨑義雄教授、永井良三教授、小室一成教授のもと、わが国の循環器診療をリードし、また多くの優れた人材を輩出する役割を担ってきました。当科が診療を担当する疾患は、虚血性心疾患、不整脈、心不全、弁膜症や肺高血圧症、先天性心疾患など多岐にわたります。特に当院は2002年に心臓移植認定施設の認定を受け、心臓外科・高度心不全治療センターと連携して重症心不全の診療に力を入れています。また多くの診療科と協力しながら不整脈センター、マルファン症候群センターとしての診療を行いつつ、血管外科とも連携し全身の血管疾患の治療を行ってきた実績があります。各分野において我が国をリードする専門家が揃っており、個々の患者さんに最適な医療を提供すべく、教室員一同努力しております。併せて病院・診療所と協力し、地域医療への貢献にも積極的に取り組んでいます。

現在、社会が医療や教室に求める役割は複雑化する一方であり、教室員それぞれが自立的かつ積極的に活動することが求められています。当科では高度な診療を提供しながら、医療に携わる教室員・学生と一緒に考え、議論することで次世代をリードする医師が巣立っていける環境作りに取り組んでいます。また循環器内科の各分野において、基礎から臨床研究までそれぞれの階層で世界に通ずる研究を展開しています。この中では研究紹介にも紹介されているように、東京大学内外を含めた他の教室との連携、海外留学の支援、留学生の受け入れを通じて世界で活躍する人材を育成し、国際的に評価の高い研究を推進すべく努力を続けています。新しい時代を切り拓くべく、熱意のある若い人材が教室へ参加してくれることを期待しております。

今後とも引き続き循環器内科をご支援頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。  

循環器内科 教授
武田 憲彦 

 

入局のご案内

当科では、上記にご賛同いただける若い優秀な人材の参加をお待ちしています。
入局には次の機会があります。

1)専門研修から

臨床研修1年目、または2年目の7月ころまでにご連絡ください。
臨床研修先が、当院ではなくても、問題ありません。

2025年度専門研修開始の先生方は、2024年7月末までにご連絡ください。
(これ以後でも、対応できる可能性はありますので、ご興味があれば、ご連絡ください。)

2)大学院から
将来当科の大学院生として参加したい医師は、専門研修中にいつでもご連絡下さい。
ただし、次年度からの大学院入学を希望される方は、東大医学部の博士課程の募集要項をご参照の上、大学院受験申請に間に合うようにご連絡下さい。
(例:2024年入学希望希望は、20236月末までにご連絡いただきました)

3)その他
上記に属さない形でもご参加いただけることがあります。
興味のある先生はまずご連絡下さい。

専門研修から参加する先生がほとんどですが、ご興味があれば研修案内のページのお問い合わせフォームから連絡先の医局長にご連絡をお願い申し上げます。

循環器内科 医局長

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